
RPGツクールMVで戦闘時のゲームオーバーイベントを作りたい!

プラグインの導入が必要になるから
順番に解説していくぞ
RPGツクールMVでは戦闘時に全滅した場合、ゲームオーバー画面に移行します。
デフォルトの状態ではゲームオーバーの画面が表示された後に自動でタイトル画面に戻されるようになっているため、イベントを挟むことが出来ない仕様になっています。
今回の記事では戦闘時のゲームオーバーイベントの挿入方法について解説します。
ゲームオーバーイベントを表示させる
以下のサイトから全滅後にコモンイベントを呼び出すプラグイン「NoGameover.js」をダウンロードしましょう。

ダウンロードしたプラグインを導入したいプロジェクトフォルダ「js\plugins」に入れます。
プロジェクトを起動し、プラグインの設定を行います。
※パラメータのSwitch IDはゲームオーバー時(戦闘時)にONにするスイッチを指定
コモンイベントにゲームオーバー後の処理内容を記述します。
※トリガー:並列処理 スイッチ:プラグインで指定したスイッチ
戦闘全滅後にコモンイベントが実行されることを確認しましょう。

変数やスイッチの状況で条件分岐させると
色々なイベントが構築できるよ!

イベント戦闘の場合は「敗北可」にチェックを付けておくと
スイッチがONにならないぞ。
プラグインの詳細はダウンロードページで
紹介されているから確認してみてくれ。
一度見たゲームオーバーイベントをスキップさせる方法
ゲームオーバーになるたびに同じイベントが表示されるとプレイヤーが煩わしいと感じることがあると思います。
そこで、一度見たイベントをスキップするか選択できる機能もつけておくと便利です。
今回は簡単にスイッチを使って2度目のゲームオーバーから選択肢を表示してプレイヤーに選択してもらう方法を紹介します。
ゲームオーバー後にタイトル画面に戻す場合は、通常のセーブを行えないのでスイッチの保存が行えません。
別途スイッチや変数情報のみ保存されたセーブデータを作成する必要があるので、以下のサイトから新たにプラグイン「UTA_CommonSave.js」を導入しましょう。
※スイッチ2をゲームオーバーイベント初回表示判定にしています
ゲームオーバーイベントを以下のように組み替えてみましょう。
ゲームを起動し、確認すると一度目の全滅時には通常通りゲームオーバーイベントが流れ、2度目以降は選択肢が表示されるようになります。
また、共有セーブデータに保存したスイッチ・変数情報を削除したい場合はプラグインコマンドで削除するか、「save」フォルダ内の「common.rpgsave」を削除します。
まとめ
今回の記事では戦闘時に全滅した際のゲームオーバーイベントを表示させる方法を紹介しました。
紹介した手法がベースとなりますが、制作しているゲームによってはイベントの組み方が変わると思います。
ぜひ色々試しながら、自身のオリジナルゲームを楽しんで作ってください!
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