![ゴス丸](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ゴーストノーマル.png)
絵の基本構成は分かったけど、ここからどうすればいいの?
![ドラ男](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ドラゴンノーマル.png)
ここからは実際の練習方法について説明するぞ。
前回の記事では、「練習する前に意識して欲しいこと」と「絵の基本構成」について説明させていただきました。
まだ読まれてない方は先に読んでから、この記事を読み進めてくださいね。
![](https://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/2-2-320x180.jpg)
今回の記事では練習の仕方について説明します。
それでは早速いきましょう!
まずは模写から
「自分のオリジナルが描きたい!」と思うかもしれませんが、初めは模写から入りましょう。
何も分からない状態からオリジナルを描くと、上手く描けなくて嫌気が差すことがあります。
まずは、「自分でも描けた!」と自信を持つことが大切です。
ただ、初めからトレースはやめておいた方がいいです。
何も分からない状態からトレースをすると、「考えながら描く意識」を忘れがちです。
初めのうちから「ただ何となく描く」といった癖を身に付けないように、模写から始めましょう。
![ゴス丸](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ゴーストノーマル.png)
考えるって何を考えるの?
![ドラ男](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ドラゴンノーマル.png)
パーツごとの形に違和感がないか?
全体のバランスはいいのか?など
考えることはたくさんあるぞ。
模写する絵は「形」と「塗り方」がシンプルなものから
どうしても綺麗な絵に目が行きがちですが、有名な絵師さんの絵は複雑に描かれていることが多いです。
初めはシンプルな絵から入りましょう。
人間の形は思った以上に複雑で、いきなり捉えるのは難しいです。
そこで僕のオススメはシンプルな形の多い「ポケモン」です。
![](https://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/7dfe96a6d45f85a86b6722a985447058.jpg)
![ゴス丸](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ゴーストノーマル.png)
初めは簡単な形のポケモンがいいよね!
説明する絵は、前回の記事で説明した「4つの基本構成」で描かれています。
・線を引く
・単色で塗りつぶす
・影を付ける
・ハイライトを付ける
「よく」見ながら線を引いてみる
それでは、用意した絵を隣に用意して線を引いていきましょう。
まずは元の絵を見て全体の形を捉えてください・・・といっても初めは難しいと思います。
その場合は、パーツを分けて考えると把握しやすいです。
今回の例では、「頭・体・左手・右手・左足・右足」で分けれます。
まずは起点となりやすい頭から描いていきます。
元の絵を拡大して細部をみましょう。
左から順に線を引いていきます。
上図の「赤→緑→ピンク→青→黄→紫→茶→灰→黒」の順に引きました。
「左耳→頭の上部→右耳・・・」のように細かいパーツごとに見ていくと引きやすいです。
![ゴス丸](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ゴースト困り.png)
左から描いてくのに何で最後が黒なの?
![ドラ男](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ドラゴンノーマル.png)
黒の部分は頭の形に関係ない部分。
つまり模様の部分は最後に描いたぞ。
このカラフルな線を黒くすると・・・
こうなります。これで頭の線は引き終わりました。
同様に、他のパーツも頭から繋げるように書いていきましょう。
「体→右手→左手→左足→右足」の順で描いています。
線の出来上がりはこのようになります。
![ゴス丸](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ゴースト困り.png)
見ながら線を引いても
バランスが崩れて不格好になるんだけど・・・
![ドラ男](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ドラゴンノーマル.png)
1回で綺麗に引こうとしても無理だ。
不格好だと思う箇所を何度も書き直すべきだ。
光源を意識して色を塗る
ここからは色を塗っていきましょう。
まずは単色に塗りつぶします。
元の絵に近い色で塗りつぶしましょう。
続いて影を付けていきます。
いきなり全身を見るのではなく、頭から見ていきましょう。
灰色の箇所で、影となっている部分をピンクにしました。
左上を光源と考えた場合に影が出来そうな場所ですね。
ピンクの場所を「単色の明るさを下げた(黒に近づけた)色」で塗ると・・・
灰色に影が落ちました。
次にハイライトを付けましょう。
影と同じようにピンクで塗りつぶしてみました。
光源が直接当たる耳・頭の上部ですね。
それでは「単色の明るさを上げた(白に近づけた)色」で塗りましょう。
これで灰色の塗りは終了です。
同じように単色ごとに影とハイライトを付けていくと・・・
頭が完成しましたね。
あとは同じように「体→右手→左手→左足→右足」と塗っていけば完成です!
![ゴス丸](http://skillkeeperlv1.com/wp-content/uploads/2022/05/ゴースト笑い.png)
絵の基本構成が分かると
描き方を理解しやすいよ!
まとめ
この記事では初めの練習法として、模写の仕方について紹介させていただきました。
模写は「なぜ線をこのように引いたのか」「なぜこのように塗っているのか」を考えながら行うと効果が出る練習法です。
初めのうちは時間がかかってもいいので、1枚1枚をじっくり考えながら練習したいですね!
コメント
はじめまして、突然失礼します。
私は絵が本当に苦手で、描ける人が羨ましく思っていました。
でもやはり、描ける人がもっているものは経験や技術なのですね。
考えながら描いていく印象ですが、模写の大切さが分かりました。
絵を描くのは諦めてましたが、機会があったらこの記事を参考にしようと思います。
ありがとうございました。
こはるおとさん、はじめまして!
絵を描くことって、初めは訳が分からなくて一種の才能だと思ってしまいますよね・・・
ただおっしゃる通り、練習をこなせば必ず結果出ます!
挑戦する際に、参考にしていただければ幸いです!